クオリア🍎
今回は、クオリアについて書こうと思います。
私の大好きな言葉です☺️
クオリアは日本語で「感覚質」と訳されます。
一言で言うと、「〇〇な感じ」
たとえば、
赤の「赤い」、という感じ。
傷が「ズキズキ」と痛む、あの感じ。
壁の「ザラザラ」、という感じ。
四世紀、アウグスティヌスの著書「神の国」に登場した言葉で、時代とともに少しずつ意味が解釈し直され、今に至るらしい。(詳しくはググってみて下さい。😅)
ある時、「この色は、他の人にも私と同じように "この色" に見えてるのかなー。」と、あっかりーん少女は思ったのでした。
大学の講義で、初めてクオリアという言葉に出会った時、なんとトキメいたことか。
大昔の人も同じ気持ちを抱いていたなんて。
いくら言葉にして伝えても、なかなか「この感じ」を「この感じ」のまま伝えることは難しいですよね。
どう頑張っても、「この感じ」は他人と共有できないのかな。切ないですね。。。※
ですが、最近思うことがあります。
このクオリアにこそ、
私の私らしさ
を感じることができる。
ああ、この感じは、私にしか味わえない、この感じなのだな、と。
個性だとか、オリジナリティだとか、何だろうって感じですが、
ぜひ自身のクオリアに問いかけてみてください。笑
(笑っちゃってるよw)
この言葉が読者の方の世界観にグッと響くなら、幸いです♡
※こういう考え方、哲学用語で「観念論」(対義語:実在論 興味がある方、ググってみて下さい)と言います。この切なさが極まると、とんでもない孤独感に苛まれる方が稀にいらっしゃいます (これ、わたし)。そんな方には、アンリ・ベルグソンの著書『物質と記憶』をオススメします。やっぱり赤の赤さは赤なんだ、とホッとできると思います。